Roval Office Relocation Branding
Roval
2024
Direction, Planning, Shooting, Editing, Color Grading
亜鉛塗料メーカーRovalの本社移転に伴い制作したブランディングフィルム。工場・出荷棟・オフィスが一体化した新施設の空間と、企業の姿勢そのものを映像化することを目的とした。説明や演出に頼らず、建築・光・素材・気配のみで企業の思想を伝える「空気のドキュメント」として設計。
新社屋はスタッフのための環境投資として設計された空間であったが、「工場」「製造業」という従来のイメージが先行し、その価値や思想が十分に伝わっていなかった。特に地元では、都市部へ人材が流出し、地元で働く選択肢としての魅力”が認識されにくい状況があった。単なる施設紹介ではなく、企業そのものの印象を更新するコミュニケーションが求められていた。
会社説明やメッセージの提示ではなく、「空間体験そのものをブランドにする」 方針を採用。
・テロップ最小
・人物描写を抑制
・建築と光を主役に
企業を語るのではなく、空気から“感じ取ってもらう”映像設計へ。建築映画の文法をベースに、説明を徹底的に排除した。
・コンセプト設計 / ディレクション
・ドローン撮影
・自然光中心の撮影
・人物は足元や気配のみ
・スロー / 余白を活かした編集
・ナレーションなし
・演出の最小化
・monetカラーグレーディング
被写体の力を最大化するため、意図的なドラマや感情誘導は行わず、「影・陰・気配」を軸に静かなトーンで統一。“語らないことで伝える”ことを徹底した。
展示会・拠点・Webなどで活用され、これまでリーチできなかった地元求職者層からの応募が発生。来訪者や関係者に対しても、「工場」ではなく「働きたくなる環境」としての印象形成に寄与。企業の思想と空間の質を同時に伝える、ブランドの基盤となる映像資産となっている。
Project
Client
Year
Role
Overview
Problem
Strategy
Approach
Outcome